花言葉で嫉妬や独占欲、執着や支配を意味する花10選!をタイトルにお伝えしたいと思います。
花言葉、誰かに想いを伝える時に調べる人もいるのではないでしょうか。
植物の花や実に象徴的な意味を持たせて使われてきましたが、国や地域、民族や宗教により大きな違いがあったりもします。
起源は不明な点も多いようですが、19世紀の西欧社会で盛んになったそうです。
日本には明治初期に伝わり、日本独自の花言葉も増えていき、現代では新品種の開発者や販売会社が命名するケースもあります。
色々な感情を表す花言葉がありますが、今回は嫉妬や独自欲などの感情を表す花や植物を探してみました。
花言葉で嫉妬&独占欲を意味する花10選
花言葉で嫉妬&独占欲を意味する花①アネモネ
アネモネの花言葉「嫉妬のための無実の犠牲」の由来はゼフュルスの神話からきています。
風の神であるゼフュルスはアネモネという名前の精霊を愛していました。アネモネは花の神フローラの侍女ですが、ゼフュルスが頻繁に訪れるので、フローラは自分に恋していると勘違いしてしまいます。真実を知ったフローラはアネモネに嫉妬し、自分のもとから追放してしまいます。そして、フローラとの関係性が悪くなるのを恐れたゼフュルスはアネモネを花に替えてしまいました。そこから「嫉妬のための無実の犠牲」とつけられました。
花言葉で嫉妬&独占欲を意味する花②カタクリ
カタクリのうつむき加減に咲く姿から「初恋、寂しさに耐える、嫉妬、消極的」という意味を表す花言葉がついています。
花言葉で嫉妬&独占欲を意味する花③ラズベリー
ラズベリーは花言葉を検索すると「謙遜、幸福な家庭」と明るい花言葉が出てきますが、「嫉妬、後悔、同情、羨む、哀れみ」などの暗い花言葉も付いていています。
由来は、大きな葉っぱとは対象的に控えめな小さな白い花を咲かせ、繁殖力がありますが、そのキレイな花や実に見とれ手を伸ばすと茎のトゲで傷ついてしまう事からきているそうです。
花言葉で嫉妬&独占欲を意味する花④トウガラシ
鑑賞用トウガラシは別名五色唐辛子と呼ばれ色んな色の実を付けて楽しませてくれます。
花言葉の「嫉妬」は、トウガラシの緑色の実から徐々に真っ赤に変わっていく様子が嫉妬に燃えているように見えたことが由来とされています。
花言葉で嫉妬&独占欲を意味する花⑤イカリ草
名前の由来は、花が船の錨に似ているところから名付けられました。
花言葉は「君を離さない、あなたを捕まえる」です。
船を特定の場所に停泊させたい時に錨を降ろすところから、独占欲の強さを表す花言葉がついたのでしょう。
花言葉で嫉妬&独占欲を意味する花⑥キンセンカ(金盞花)
ハーブとして流通する時はカレンジュラ、または英名ポットマリーゴールドの名前で流通します。
花の名前の由来は「金色のさかずきのような花」という事で縁起が良さそうですが、花言葉はネガティブな事ばかりです。
ネガティブな花言葉の由来はギリシャ神話からきています。
太陽神アポロンに恋した妖精クリスティ、しかしアポロンには恋人レウトコエ王女がいました。
嫉妬したクリスティは、王女の父である国王に告げ口をします。激怒した国王はレウトコエを生き埋めにしてしまったのです。
クリスティは自分のせいで、1人の命を奪ってしまった事を後悔し、9日間空を通り過ぎるアポロンを見つめ続けたところ、太陽に向かって咲く花に姿を変えたという悲しい言い伝えが残っています。
花言葉で嫉妬&独占欲を意味する花⑦マリーゴールド
マリーゴールドは色や品種によりたくさんの花言葉がある花の1つです。
マリーゴールドの名前の由来は聖母マリアにあり、聖母マリア様の祝日にいつも咲いているので、〈マリア様の黄金の花=マリーゴールド〉と呼ばれるようになったとされています。
花言葉の由来は、キンセンカと同じギリシャ神話の言い伝えとする記事を多く見つけました。
キンセンカがポットマリーゴールドと呼ばれる事と関係があるのでしょうか。
花言葉で嫉妬&独占欲を意味する花⑧ヒヤシンス
色んな色のヒヤシンスがありますが、赤いヒヤシンスは主に日本で、黄色いヒヤシンスは西洋でで「嫉妬」を表す花言葉となります。
ヒヤシンスの語源や花言葉は、ギリシャ神話の美少年ヒュアキントスの伝説が由来となり、ムラサキ色のヒヤシンスには悲しみ、悲哀を表す花言葉がついています。
花言葉で嫉妬&独占欲を意味する花⑨黒いバラ
花言葉は「永遠の愛、貴方はあくまで私のもの、決して滅びることのない愛」です。
赤いバラ情熱的な花言葉より重たい想いの詰まった花言葉のように感じますね。
黒という色のイメージがそうさせてあるのでしょうか。
花言葉で嫉妬&独占欲を意味する花⑩黄色いバラ
「友情」などいくつかの花言葉はありますが、今回のテーマに合う花言葉は「嫉妬、薄らぐ愛」です。
日本では馴染みがないですが、西欧において黄色は裏切りや嫉妬の象徴とされることが多いため、愛情表現でもネガティブな印象の花言葉がついています。
花言葉で執着&支配を意味する花10選
花言葉で執着&支配を意味する花①フジ(藤)
「決して離れない」という花言葉は、ツルが絡みつく様子から付けられました。藤を見てみるとわかるように、根元はキツく締め付けるように絡みつき執着の深さが象徴されているように感じますね。
花言葉で執着&支配を意味する花②ハナキリン(花麒麟)
日本では花が唇を突き出したような形から「早くキスして」という花言葉が付いていますが、海外では「執着」という花言葉も付いています。
「執着」は、この花には毒があり粘り気のある粘液を持つことから由来となったようです。
花言葉で執着&支配を意味する花③クロガネモチ
クロガネモチの雌株になる真っ赤な果実から「魅力」が、果実がずっと残り続けることから「執着、寛容」の花言葉が付きました。
花言葉で執着&支配を意味する花④コニシキソウ
雑草などを抜いている時に見かけた人もいるのではないでしょうか。
「執着、密かな情熱、変わらぬ愛」などの花言葉がついていますが、どれもこの植物の特徴からついており、「執着」は根の張りの強さからきています。
花言葉で執着&支配を意味する花⑤ノブキ
花言葉 は「執着、長すぎた春」です。
山や林縁の周辺や林道の脇などに自生するのでハイキングをする人は見た事があるかも知れませんね。
粘り気のある実をつけるのでこの花言葉が付いたのでしょうか。
花言葉で執着&支配を意味する花⑥アネモネ
紫が「あなたを信じて待つ」です。恋愛にまつわる花言葉がほとんどですが、アネモネ全般の花言葉と重ねると幸せな恋というよりも叶わぬ恋といった雰囲気を感じさせます。
アネモネがそんな悲しい、また失った恋への執着ともとれるような花言葉を持つようになったのは、神話に伝わるアネモネの悲しい伝説が由来です。
花言葉で執着&支配を意味する花⑦黄色いスイセン
「もう一度愛してほしい、私のもとに帰って」という花言葉がついています。
報われない想いに苦しむ心を表現したものですが、想いが届かなくても思い続ける執着をかんじますね。
花言葉の由来となったのは、ギリシア神話の冥界の王ハーデスの妻ペルセポネーの伝説だそうです。
花言葉で執着&支配を意味する花⑧ガマズミ
ガマズミの秋につける1粒は小さな実ですが濃紅色をした人目を惹くきれいな実にちなんで、「無視したら私は最後です」以外にも「私を見て」といった花言葉がつけられました。
注目されたい、無視しないでといった自身への執着を求める想いが感じられるのではないでしょうか。
花言葉で執着&支配を意味する花⑨スグリ(カシス)
スグリ全般の花言葉は「私はあなたを喜ばせる、期待感、真の幸福」などありますが、「あなたに嫌われたらわたしは最後にします、後悔」という怖い花言葉もついています。
嫌われたら最後と離れたくないという強い執着がみえてきますね。
スグリと聞くと何だろう?と思うかもしれませんが、カシスと聞くと馴染みがありますね。
花言葉で執着&支配を意味する花⑩ワスレナグサ
小さく青い花がかわいらしい植物です。中世時代のドイツで恋人のために花を摘んでいた若い騎士が川に流され、私を忘れないでという言葉と花を残して亡くなったという、悲しいエピソードが花言葉や名前の由来になっています。
花言葉でヤンデレ、束縛といった意味あいを持つ花
花言葉でヤンデレを意味する花 クワ(桑)
「共に終わろう」究極のヤンデレではないでしょうか。
花言葉の由来は、ロミオとジュリエットのベースとなったギリシャ神話から来てるというから納得ですね。
ちなみに黒い実には、「私はあなたを助けません、あなたより生き延びる」という花言葉がついています。
花言葉で束縛を意味する花 アイビー
観葉植物として育てている人も多いのではないでしょうか。
学名は「ヘデラ」、ヘデラの語源はラテン語の「haerere」で「しがみつく」という意味です。
木に絡みつきツタを伸ばしていく様子から「終わっても離れない」という少し怖いイメージの花言葉もついています。
「永遠の愛」の花言葉もありますので、束縛と言うより一途な想いの詰まった植物と言えるのかもしれません。
花をプレゼントする際の注意点
花の性質や伝承によりつけられている花言葉ですので、渡す前に調べてみて、花の種類だけではなく色にも気をつけて想いに合ったお花を送りましょう。
まとめ
花言葉で嫉妬や独占欲、執着や支配を意味する花10選!をタイトルにお伝えしました。
西欧では種類を問わず、黄色い花は不吉な意味をもつ花言葉を与えられています。これはイエス・キリストを裏切ったユダの衣の色が黄色であることからきています。
西欧から始まった花言葉なので、由来の多くにギリシャ神話からの言い伝えを見つけました。
どんなギリシャ神話からきているのか調べてみるのも楽しいかもしれませんね。
花屋で並んでる花だけでなく、道端や野山に咲いている花に目を向けてみてはいかがでしょうか。
-
URLをコピーしました!
-
URLをコピーしました!
コメント